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柳川市と宗像市に無料経営相談窓口  福岡県よろず支援拠点    年内20カ所体制目指す


 公益財団法人福岡県中小企業振興センターが運営する、福岡県よろず支援拠点(福岡市博多区吉塚本町)は、9月5日に柳川市、10月4日に宗像市に中小企業や個人事業主を対象とした無料経営相談窓口を開設する。
 自治体や商工会などと連携し、相談者の利便性向上と来訪相談者数増加を図るもの。年内をめどに20カ所体制を目指す。7月上旬から8月下旬にかけて大川市や古賀市、太宰府市などに拠点を開設しており、今回の開設で計17カ所となる。福岡県よろず支援拠点では、社会保険労務士や現役経営者、行政書士、司法書士など22人のコーディネーターが在籍しており、幅広いコンテンツで相談に応じている。各拠点では月に1回のペースで市役所や商工会議所、公民館などの場所を借り、売り上げ拡大や販促、補助金などに関する個別相談やセミナーを開催。事前予約制で地元住民のみならず、商工会の未入会員や未創業者も利用可能。各地域によって開催日は異なるが、時間は午前10時~午後5時までコーディネーターが常駐する。同拠点では「すでに年内の新たな拠点開設が決定している。まわりの支援機関とも連携ができているので気軽に相談にきてほしい」と話している。