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東証スタンダードと福証本則に市場変更 トラストホールディングス
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週刊経済2025年6月11日発行号
上場記念配当も実施
駐車場、不動産事業などのトラストホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅南5丁目、山川修社長)は、5月16日付で上場市場を東京証券取引所スタンダード市場、福岡証券取引所本則市場にそれぞれ変更した。
同社は2006年に福証Qボード、12年に東証マザーズ(現グロース)と福証Qボードに上場していた。主力の駐車場事業、不動産事業、駐車場等小口化事業を中心に、メディカルサービス事業、RV事業(キャンピングカー製造販売)なども展開する。同日に福証で開かれた上場式で、山川社長は「創業から30年を超え、次の高いステージに挑戦したいという思いが強かった」と話した。
また同26日には、今期末配当予想を3円増配の1株あたり11円に修正。「配当による直接的な利益還元を重視する方針」のもと、普通配当を前回予想から1円増配の9円、加えて上場記念配当2円の実施で計11円とした。年間配当はすでに実施した中間配当金8円と合わせて、1株あたり19円となる見込み。この結果、前期実績の16円から3円増額となる。
同社は2013年7月設立。資本金4億2299万円。24年6月期売上高は136億9400万円。従業員759人(連結、24年6月末)。