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東証の東京プロマーケットへ上場  はかた匠工芸    7月15日付


 博多帯の製造、販売を手掛ける株式会社はかた匠工芸(大野城市仲畑2丁目、酒井茂社長)は7月15日、東京証券取引所の東京プロマーケットへ上場した。
 和服市場の拡大と、日本の伝統文化継承を目的に上場した。14年度から販路拡大を図るため、新事業として男性向けの着物を製造、販売する「男きもの事業」を開始した。今年4月に東京都銀座に男性向けきもの専門店「SAMURAI(サムライ)」を出店し、同月30日には京都にフランチャイズ店舗をオープンするなど、着物の販売を強化している。
 同社は「和装業界の顧客は女性に限定されていたが、男性向けの和服市場は今後も開拓の余地はある」と話す。
 13年12月期の決算は、売上高が2億632万円、経常利益が1046万円の損失、当期純利益が698万円の損失だった。14年12月決算は、売上高が6億3911万円、経常利益が406万円、当期純利益が243万円を見込んでいる。
 同社は2007年3月1日設立、資本金1億885万円、決算期は12月。