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東区松田にロールスロイスのショールームを移転 バージョングループ


週刊経済2025年3月12日発行号

九州唯一の販売拠点

国産・輸入販売の㈱バージョングループ(福岡市博多区堅粕、野島照顕社長)は2月26日、東区松田2丁目に英高級車ロールス・ロイスのショールームを移転オープンした。

店舗名は「ロールス・ロイス・モーター・カーズ福岡」で、2016年に九州唯一の販売拠点として本社ショールームにオープン。ブランドの新たなビジュアル・アイデンティティを採用した最新デザインを取り入れ店舗を一新した。場所は国道3号、松田交差点北側の「YanaseBMW福岡東支店」跡。敷地面積は1050㎡、2階建て延べ床面積は1180㎡。1階がショールーム。2階がオフィスフロアになる。エントランスのドアはロールス・ロイスを象徴するパンテオン・グリルをモチーフにし、その上部には、公式マスコットである「スピリット・オブ・エクスタシー」を飾っている。

ショールームは常時3台の車両展示スペースに加えて、商談スペースのアトリエや、ラウンジスペース、交流を楽しめるバーを設置し、オブジェやアートワークをディスプレイしてラグジュアリーな空間を演出している。

オープンに合わせて、最新モデル「ゴースト・シリーズⅡ」やブランド初の電気自動車「スペクター」を展示。同日、関係者を招いた式典を開き、野島社長は「創業60年を迎えた節目の年にロールス・ロイスの最新ショールームをオープンできたことは光栄。お客さまにより充実したブランド体験を提供する」と話している。