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東区多の津にホームレス自立支援施設  社会福祉法人グリーンコープ    4億円かけ5月オープン


 介護・福祉事業などを手掛ける社会福祉法人グリーンコープ(福岡市博多区博多駅中央街、行岡良治理事長)は、同市東区多の津にホームレスの自立支援施設を建設している。3階建てで、来年5月にオープンする。総事業費は約4億円。
 就労意欲のあるホームレスに半年の期限付きで住居を提供し、就職支援や職業訓練をすることで、自立を支援するもの。同様の施設では九州で最大規模という。名称は「抱樸館(ほうぼくかん)福岡」。敷地面積は3557・2平方m、延べ床面積1701・9平方m。定員は80人。1階は食堂、浴室、交流スペース、スタッフルーム、2、3階はワンルームタイプの個室。スタッフ数は20人を予定しており、NPO法人北九州ホームレス支援機構のスタッフが常駐し、就労や生活の相談に対応する。同社は2003年3月福岡県内のグリーンコープ生協などが共同で設立した。