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東京開催の九州ブランド企画展示会に出展 三松 金属家具に加え加工展示ブースを設置
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薄物板金加工・機械装置組立の株式会社三松(筑紫野市岡田3丁目、安岡貞勝社長)は、2月7日から東京都で開かれている九州企業などを集めた企画展示会に金属家具などを出展した。
九州大学大学院芸術工学大学院が3月1日まで開いている「九州・ブランドデザイン2009」に出展したもので、昨年に続き2回目になる。昨年同様に福岡市内のデザイナー集団「デザイン特区」(かねこしんぞう代表)と共同開発した家具の展示のほか、新たに加工工程展示ブースを設置して同社の金属加工技術を見れる仕組みになっている。また、金属家具も昨年から改良を加えたテーブル、ワインラック、テープカッターなど4点を展示。デザイナーの半数が入れ替わり、建築分野のメンバーも加わったことから異種素材(木)との融合を図った作品となっている。同展示会は、東京都港区赤坂9丁目の東京ミッドタウン5階のデザインパブで開いているもので、同社のほかに大木町商工会、株式会社イケヒコ・コーポレーション、日之出水道機器株式会社など15団体が出展している。同社は、2007年6月に「デザイン特区」と、金属を使った家具や雑貨を共同開発。 同社の金属加工技術と感性豊かなプロのデザイン性を生かした製品で、「金属王」のブランド名で展開を図っている。今回の出展について田名部徹朗常務は「広告塔の意味合いから、今年は加工工程を見てもらうブースを設置した。これをきっかけにして、新たな受注や可能性が広がればと考えている」と話している。