NEWS

  • 地域

東京都の理化学機器商社2社をM&A  正晃    首都圏エリア展開を加速


 福岡市東区松島3丁目の一般試薬卸の最大手・正晃株式会社(印正哉社長)は、4月16日付で東京都の理化学機器販売・株式会社バイオテック・ラボ(東京都墨田区緑1丁目、小川裕康社長)と、その子会社の株式会社スクラム(同所、同社長)の全株式を取得、子会社とした。取得額は非公表。7月1日付でバイオテックの社長に渕上幹生正晃副社長が就任、スクラムの社長は引き続き小川社長が務める。
 正晃は、九州・沖縄、山口の全県と東京都に拠点を置き、営業展開を図っている。このうち首都圏エリアにおいては2002年に東京営業所を開設、今春には新宿区に自社ビルを購入するとともに4月1日付で「東京支店」へと格上げするなどエリア展開が加速しており、今回のM&A(企業買収)もこの一環。バイオテック・ラボは1982年9月設立、資本金1000万円。主業務は理化学機器のおよび理化学機材の販売。年商は42億3000万円(2008年6月期決算)、大阪営業所(大阪市淀川区)も有する。従業員数は約50人(関連のスクラムも含む)。スクラムは1996年1月設立、資本金は2100万円。主業務は理化学機器の販売、抗体やペプチド合成の受託。
 渕上氏は、1947年4月27日生まれの62歳、八幡大学(現九州国際大学)法学部卒。同社に入社後、83年経理課長、85年経理部次長、87年取締役管理本部長、91年常務取締役管理本部長、93年専務取締役営業本部長兼管理本部長、2000年から副社長。
 正晃は1950年、福岡市箱崎昭和町において正晃化学薬品商会として創業、55年に法人化。資本金は5000万円。主業務は基礎研究用試薬、対外診断用医薬品、化学工業薬品の販売および理化学機器、医療用機器、コンピュータなどの販売。売上高は370億円(2009年3月期決算)、従業員数は約500人(関連会社含む)。バイオテック・ラボの役員は次の通り。
 ▼社長 渕上幹生▼取締役 戸澤清紀、南郷幸裕、小川裕康▼監査役 高橋公祥