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東京・仙台のネットカフェ2店舗を取得  サイバック    ジャパンネットワーク社から1億円強で


 複合カフェ「サイバック」を全国展開する株式会社サイバック(福岡市早良区小田部5丁目、田中明三社長)は、6月30日付で東京都中野区と宮城県仙台市のインターネットカフェ2店舗を取得した。これで店舗数は32店舗となった。
 これは6月20日付で民事再生法の認可決定を受けた株式会社ジャパンネットワーク・データベースマーケティング(東京都)が保有してい7店舗のインターネットカフェ「ウィングガーデン」のうち、「中野サンプラザ店」(東京都中野区中野4丁目、店舗面積・約760平方メートル)と「長町店」(仙台市太白区長町5丁目、同・約718平方メートル)の2店舗を資産譲渡契約に基づいて譲受したもの。店舗をはじめ関連設備、無形資産を含めた資産譲受額は約1億1,000万円。これで東京・仙台地区とも初進出となり、首都圏、東北圏での新市場の開拓、および店舗の知名度アップで、今後のFCを含む加速度的な多店舗展開へ向け大きな弾みをつける。
 すでに7月1日から両店舗の運営・管理、および従業員を引き継いでおり、8月中には約3,000万円をかけ両店舗を改装するとともに、店名を「サイバック中野サンプラザ店」、「同仙台長町店」(ともに仮称)に変更する。初年度の両店合わせた売上高目標は約2億9,000万円。
 桑木経営企画室長は「当社の運営ノウハウによって、両店舗とも十分再生できると判断した。店舗譲受による出店は初めてだが、今後も出店強化に向け、M&Aを含め様々な開発手法も模索していきたい」と話している。