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東京のジョナサンシーズに出資 FVP


週刊経済2025年3月19日発行号

助産師が産前産後をケア

㈱ふくおかFG傘下の㈱FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP、福岡市中央区天神2丁目、吉田泰彦社長)は運営するファンドを通じて、産前産後ケアのサービスを提供する㈱Josan‐she’s(東京都中央区、渡邊愛子代表取締役CEO)に出資した。

今回の第三者割当増資にはFVPのほかNEXTBLUE2号有限責任事業組合などが参画。調達額は合計1億5千万円で、同社のプレシリーズAラウンドの累計調達金額は総額2億1千万円となる。

調達した資金を活用し、「産前産後ケア」を軸に事業を拡大し、少子化対策・産前産後DX・女性活躍推進を加速させる。

同社は2021年10月設立。妊娠〜子育て時期を助産師がオンラインとオフライン(訪問)のハイブリッド型でサポートするサービス“ジョサンシーズ”を運営。約6万人といわれる潜在助産師の新たな活躍の場を提供するだけでなく、変化の多い妊娠〜産後を専門的にサポートできる助産師が、一人ひとりにパーソナライズされたサービスを提供する各種プランと産院連携サービスを展開中。FVPでは「事業拡充が出産・子育て世帯の地域社会における活躍や負担軽減に対する、大きな後押しとなると信じている」と話している。