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来年5月に小倉ショールーム閉店  大塚家具    会員サービスは福岡店引き継ぐ


 家具販売大手の株式会社大塚家具(東京都江東区有明、大塚勝久社長)は、北九州市小倉北区の「IDC小倉ショールーム」を、来年5月中旬をめどに閉店する。
 これは、来年5月で、同店が入居するアジア太平洋インポートマート(AIM)ビルとのテナント契約の期間満了に伴うもの。九州エリアの店舗は博多リバレイン内の「IDC福岡ショールーム」(福岡市博多区下川端町)のみとなる。また、小倉店のスタッフは福岡店を中心に配置転換し、商品は処分セール後の在庫商品のみ他店に移す。会員制で商品を販売している同社では、会員へのアフターサービスを福岡店が引き継ぐため、同店の売上高増加を見込んでいる。同社では「九州一号店として1999年6月にオープンした当初は、『大塚家具』のブランドを地域の方々に認知してもらう役割を担ってきたが、2002年に福岡ショールームを開店したこともあり、店舗としての役割を終えた」と話している。小倉ショールームの売場面積は1万4505平方m、AIMビルの4、5階に入居しており、同店の閉店後は、入居率が現在の97%から57%となる。