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来年4月、博多―釜山間に高速船就航 韓国の大亜高速海運 1日1往復を検討
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長崎県・対馬―韓国・釜山間で高速船を運航する韓国の海運会社、大亜高速海運株式会社(浦項市、イ・ジョンヒン社長)は来年4月、福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶ航路に高速旅客船を就航させる。同社3つ目の航路となる。
3月11日の震災直後から落ち込んだ博多―釜山航路の利用客回復と、韓国人の海外旅行客増など今度の同路線の需要拡大を見込み就航する。すでに韓国国土海洋省との事前協議を終えており、今後は年内に事業計画を届け、詳細を決定する予定。現段階の予定では3百~4百人乗りの高速船を投入し、釜山港を母港に1日1往復する計画で、繁忙期には対馬を経由するコースも想定している。現在、同路線にはJR九州高速船のビートル、未来高速(釜山市)のコビー、カメリアラインのフェリー、空路では昨年3月にエアプサンが参入するなど競争が激化している。