NEWS

  • 地域

来年2月から筑肥線に新型車両を投入  JR九州    バリアフリー・快適性・環境性能を追求


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)は、来年2月から3月にかけて筑肥線にバリアフリーや快適性、環境性能を追求した新型車両「305系通勤形直流電車」を投入する。
 新型車両は「人にやさしく、環境にやさしいスマートトレイン」をコンセプトに開発。デザインは「ななつ星in九州」など同社の車両を多数手がける水戸岡鋭治氏が担当。外観の色は白を採用し、内装も白を基調とした明るい空間とする。既成の車体形状を活用することでコスト低減を図りつつ、スタイリッシュで洗練されたデザインを実現したという。1編成あたり定員は851人(座席291人、立席560人)で、6両×6編成の計36両を新製する。現行車両と同様に福岡市地下鉄空港線と相互直通運転する。
 新型車両はバリアフリーやユニバーサルデザインを追求し、各車に車椅子・ベビーカースペースを配置するほか、視認性の良い大型の液晶式画面で停車駅や乗り換えなどを案内する。緊急時に使用する非常通報装置も増設する。車内空間においては、防音車輪や密閉式モーターなどの採用で静音性を向上させるとともに、1号車の床には木のフローリングを採用し、唐津への観光気分を湧き立てる仕様とする。環境性能面では、高効率の駆動用モーター(永久磁石同期電動機)採用で、現行の103系電車と比べて約半分に消費電力量を削減。客室にはLED照明器具を採用する。