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本社敷地内新工場が稼働  ニビシ醤油    6000平方mに3工場


 しょうゆ、タレメーカーのニビシ醤油株式会社(古賀市駅東3丁目、末松繁雄社長)は9月20日、本社敷地内の新工場が本格稼働した。
 本社敷地内既存工場の老朽化や衛生面対策をきっかけに昨年7月から建設していたもの。敷地面積約6000平方mに2階建ての工場3施設が完成した。今回稼働したのは、しょうゆ、つゆ、タレ類の包装を主に手掛ける「瓶詰工場」(1485平方m)と、「製品倉庫」(2080平方m)、ミニパックやパウチ類商品の製造を手掛ける「第五工場」(2316平方m)。
 同社では現在、環境面の配慮や市場ニーズに合わせ包装資材の改良に力を入れており、新工場稼働を機にダシやつゆなどこれまで瓶容器だったものをプラスチック製のものに順次変更する。同社は「新工場稼働により新設備が導入され生産能力は3倍近く高まる。また、今後は食品の衛生管理方式HACCP(ハセップ)を導入するなど安全性の向上にも力を入れる」と話している。
 同社は1919年10月設立。資本金9000万円。従業員220人。