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本社敷地内に酒類直売店をオープン 小林酒造本店 総工費は3,000万円
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清酒製造業の株式会社小林酒造本店(糟屋郡宇美町、小林弘社長)は、6月9日、同社の清酒などを販売する小売店舗を本社敷地内に開店した。同社直営の小売店としては2店舗目。
これは酒蔵見学など観光蔵としての取組みを強化するにあたり、開設したもの。店舗は大正期に従業員用の住居として建てられた建物を改築したもので、木造平屋建て。延べ床面積は75.9平方メートルで、内装には酒造り用の木樽などを使用している。総工費は約3,000万円。店舗では、同社で製造する清酒「萬代」や「博多の森」のほか、ビールやワインなど約300アイテムを販売する。また「萬代」など約70種類の試飲が可能。清酒、焼酎の量り売りも予定している。スタッフは小林祥子店長含め2人。初年度売上目標は非公表。営業時間は午前10時から午後6時まで。定休日は毎週水曜日。
また例年2月頃に限定していた酒蔵見学を今年は10月から開始する予定で、見学コースも徐々に整備していく。同社は1792年(寛政4年)10月創業、1932年設立。資本金は3,072万円。