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本社工場HACCP取得を目指し改築 博水 直売所5月12日オープン
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水産練り製品の製造販売の株式会社博水(福岡市南区清水2丁目、江越猛信社長)は、昨年11月から着工していた本社工場の改築工事が3月末に完成、5月12日に本社工場1階に直売所を開店した。
食品安全確保の自主的な衛生管理手法HACCP方式に準拠するため改築したもの。1階にあった事務所に搬入口を増やし搬出入り口を分けて配置。急速冷凍機や丸洗い可能で衛生管理を保てる、総ステンレスフライヤーを導入。来年3月までの認証を目指している。敷地面積は約495平方m。延べ床面積は約660平方m、1階に工場と直売所、2階の事務所を改築。今年の秋には福岡県や水産大学と協力し開発中のエソの頭や内臓などを原料にした醤油を商品化する予定。江越社長は「HACCP取得を目指し、保健所とのやり取りや食品管理などの勉強に取り組んでいる。認証後は、アメリカやフランスなどの日本食を扱う企業への海外輸出や地域の学校給食への参入も考えている」と話している。同社は1978年9月設立、資本金は1000万円、売上高は8000万円、従業員は8人。