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本社工場内に就労継続支援A型事業所 クックチャムプラスシー 子会社が運営
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総菜製造販売の株式会社クックチャムプラスシー(筑紫郡那珂川町、竹下啓介社長)は5月1日、本社工場内に就労継続支援A型事業所を開所した。
運営するのは同社子会社の株式会社クックチャムマイシャンス(同、保利浩秀社長)。同社は障がい者自立支援法に基づき、障がい者と雇用契約を結び、最低賃金を保障する形態で運営する。今後は同事業所を受け皿に本社での雇用を目指す。本社工場の2階に約33平方mの作業場を設け、パン粉付けやロールキャベツなどの調理を手掛ける。定員は10人。竹下社長は「障がいのある人の高い集中力を生かし商品力の向上を狙う。2~3年後には、手間がかかり価格の不安定な、さやえんどうなどの野菜も生産し安定供給を図りたい」と話している。
クックチャムプラスシーは2011年10月、株式会社クック・チャム(愛媛県、藤田敏子社長)から分社し設立、資本金500万円、従業員400人、12年11月期の売上高は15億5000万円。福岡、佐賀、山口、大分、長崎、熊本で総菜店を26店舗展開している。竹下社長は愛媛県出身、1974年7月24日生まれの38歳、法政大学卒、趣味は食べ歩き。