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本社内に小ロット製粉対応の新工場  大陽製粉 日産能力50トン


 麦類製粉業の大陽製粉株式会社(福岡市中央区那の津4丁目、古賀脩平社長)は2月、本社内に建設していた5階建ての少量生産の新工場を稼働した。
 既存工場では、日産200トンの大型ロール挽き製粉設備を使用しているため、小口生産への対応が難しかったが、国内産小麦での小ロット製粉の需要が高まっているため、新設したもの。新工場は敷地内(1万平方m)飼料工場の一部を撤去して建設しており、本体工場に隣接して建築面積は約200平方m。延べ床面積約1000平方m。日産能力50トンのロール挽き1ラインのほか、筑後工場で生産していた石臼碾きラインを移設して2倍の日産25トンに増設した。石臼碾き製粉は通常のロール挽き製粉と比べ、精製度が低いため真っ白な粉ではないものの、小麦本来の香りや栄養が豊富な、こだわりの商品や健康志向を売りにするパン屋などで需要が多いという。古賀社長は、「県内や各地の地元産小麦を用いたこだわりの製品づくりを進め、地域の農業や食文化に貢献したい」と話している。
 同社は1943年5月設立。資本金1億7500万円。従業員70人。