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朝倉市「美奈宜の杜」で住宅設計コンペ 西日本ビル 九州内建設会社など23社参加
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オフィスビル運営の株式会社西日本ビル(福岡市中央区天神1丁目、丸野忠司社長)は、3月23日から、朝倉市で開発・販売中の全804区画のニュータウン「美奈宜の杜(みなぎのもり)」で、スローライフをテーマにしたライフスタイル提案型住宅設計コンペを開催している。コンペには九州内の建設会社・設計事務所23社が参加。4月18日まで見学者の投票を受け付け、20日に大賞を発表する。
ターゲットの団塊シニア層の意見を同タウンに反映させるもの。投票受付期間中は同社ホームページに「実現可能なスローライフ住宅」をテーマにした各社の作品(模型や図面)を公開。閲覧者や現地見学者が投票する。また、大賞受賞作品には賞金30万円を授与、現地では5月30日まで作品展示する。同社の丸野社長は「消費者の意見を反映させた“本物”のスローライフ住宅を提案するため企画した。また、地場の建設業界がこうした試みは実施するのは珍しい。業界の活性化につなげたい」と話している。美奈宜の杜は同社が開発した全804区画のニュータウン。現在、約6割の450区画が販売完了している。入居者の約半分は九州出身者で関東や関西で働いた後、定年などでUターンした人たちが占めるという。同社は91年6月設立。資本金は2億6400万円。従業員は39人。県内に西日本ビル(同)など4棟のオフィスビルを所有している。

