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有機JAS認証審査の専門家養成研修  オーガニック認定機構とコラックス    8月に


 改正JAS法に基づき2001年4月から施行されている有機農産物と加工食品の検査・認証制度「有機JAS認証」における有機JAS審査員補の有資格者養成を目指す研修が、8月2日から福岡市で開催される。
 主催は農林水産省から委託を受けた第三者認証機関の株式会社オーガニック認定機構(福岡市博多区比恵町)。共催はコラックス株式会社(福岡県小郡市)。研修は8月2、9、23、30日の計4日間で、1日あたり8時間(講義は6時間)。研修受講後、試験に合格すれば審査員補の資格を取得できる。審査員補になると、株式会社オーガニック認定機構の登録審査員補となり、国内外を問わず有機栽培・加工について農家や農業企業に対して認証を受けさせる指導ができるようになる。受講料は15万円(税別)。コラックスによれば、有機農業のコンサルタントや一般の農林水産業に対するコンサルタントの資格として有利になるほか、オーガニックの専門家としての証明にもなるという。対象は既にコンサル業や有機ビジネスに携わっている人から一般人まで広く設定。現在、国内では農業コンサルタントが不足している状態といい、今回の研修で有機JAS審査員補、ならびに農業コンサルタントの普及拡大につなげたい考えだ。問合せ窓口はコラックス株式会社。