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昨年10月の合併効果などで大幅増収  九州東邦    経常利益も2倍強


 医薬品卸業の九州東邦株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、寺園忠勝社長)の2010年3月期決算は売上高が前期比28%増の930億円、経常利益が同2・2倍の13億円だった。
 昨年10月に同業の森薬品株式会社(宮崎市)と合併したことで、大幅な増収となった。また、調剤薬局からの受注拡大、インフルエンザワクチンやがん治療関連など特殊領域の医薬品が売り上げを伸ばし、09年3月期の合算売上高869億円と比べても7%増収となった。収益面では、合併によるシェア拡大で仕入れ効率が向上し2倍強の増益。事業別では調剤薬局が49%、2百床以上の大手病院が23%、20床以上2百床未満の中小規模病院が12%、20床以下の診療所が15%、その他1%。今期は調剤薬局向け営業強化を図り、売上高が同2%増の950億円、経常利益が2%増の13億26百万円を目指し、寺園社長は「価格競争や物流機能に頼った経営ではなく、取り扱い製品の充実や提案力の向上で競合他社との差別化を図る」と話している。