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明太子商品のOEM生産を開始 ヤマトバイオレッツ


週刊経済2021年6月22日発行

初年度売上高目標は5千万円

ふくやグループで明太子製品を販売する㈱ヤマトバイオレッツ(大野城市中畑1丁目、梁川剛一社長)は6月8日、明太子商品のOEM生産を開始した。
これまでふくやの一次加工工場として一般顧客向けでやっていたが、新たにコンビニエンスストア、食品スーパー、ドラックストアなど企業向けの新事業を開始し、新規顧客の獲得を目指す。供給先のニーズに合わせ、原材料含め内容量やパッケージといった企画設計、試作、製造しオリジナル商品を開発する。製品規格は、一本物、切大、切小、特切、バラコの5種類で、用途に応じた包装資材も提供する。初年度売上高目標は5千万円。
梁川社長は「ISO22000に準じた、より一層安定した品質で多くの人に提供できる体制が整った。データ分析による最適化された調理工程で進めていく」と話している。
同社は2013年9月設立。資本金1千万円。従業員は60人。決算期は10月。