NEWS
早良区西新の焼き鳥店をリニューアル 炭寅コーポレーション
Tag:
週刊経済2025年5月21日発行号
内装やメニューを見直し
飲食業の㈱炭寅コーポレーション(福岡市中央区渡辺通5丁目、横尾和磨社長)は5月19日、同市早良区西新5丁目の焼き鳥店「ひなっ子西新店」をリニューアルオープンした。
昨年5月に移転リニューアルした「炭寅 佐賀店」で、それまで提供していた焼き鳥メニューに加え、活きイカの造りやおでん、釜めしを採用。席数を増やさず料理の付加価値を生み出すことで売り上げが伸びた。この事例をもとに、オープンから20年以上が経過した西新店の見直しでさらなる増収を目指すもの。場所は西新1号線沿い、県立修猷館高校南東側。店舗面積は109㎡、席数はカウンター18、テーブル18の計36席。もともとあった座敷をなくし、カウンターを増設した。メニューは、メインの「みつせ鶏」を使用した焼き鳥のほかに活きイカと釜めしを追加。焼き鳥は希少部位の鶏トロ、そり、つなぎ(各230〜250円/1本)、活きイカの造り(約3400円/1杯約200g)、サーモンとイクラの親子釜めし(1680円)などを提供する。従業員は社員3人、パート・アルバイトが約15人。営業時間は午後5時~午後11時。
横尾社長は「活きイカは水槽から取って目の前でさばくなど、外食でしか経験できないエンタメ性を意識した。団体利用が減少傾向にある近年、1人から楽しめるメニューや店舗づくりを進めていく」と話している。
同社は2005年設立。資本金1千万円。売上高10億5千万円(25年2月期)。従業員250~260人(パート・アルバイト含む)。