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早良区次郎丸の戸建て賃貸住宅4戸が完成 エスコン 1戸はモデルルームに
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戸建て賃貸住宅企画・販売の株式会社エスコン(福岡市中央区渡辺通4丁目、山崎孝徳社長)が、同市早良区次郎丸2丁目に建設していた戸建て賃貸住宅「エクリュ次郎丸」(4戸)が3月15日に完成、20日に入居を開始した。
これは同社が北部九州、山口、和歌山などで約250戸展開する資産活用型の戸建て賃貸住宅「エクリュ」シリーズで、福岡市内では初めて。場所は県道内野次郎丸弥生線沿いのミドリ薬品次郎丸店向かい。間取りは2階建ての3LDKで、延べ床面積は76平方m~81・44平方m。各戸2台駐車可能。家賃は10万円~10万5000円。入居者は完成前の1月に決定しており、4戸のうち1戸は同社がモデルルームとして借り上げる。今後、地域住民のコミュニティスペースとして提供することも検討しているという。同社の木戸健太郎さんは「デザインの良さと、音やプライバシーの問題がない独立した戸建住宅という点が評価され、順調に入居者が決まった。ローコストながら高いニーズと家賃が見込めるため、オーナーさんにも喜ばれている。今後福岡、九州発の戸建て賃貸住宅として、全国で年間100戸販売していきたい」と話している。「エクリュ」は外壁と屋根にガルバリウム鋼板を使用、また外断熱工法、ペアガラスを採用しており、耐久性や断熱性、遮音性も高いという。主なターゲットは20代後半~40代の夫婦に子ども1~2人の世帯。
同社は2003年10月設立、資本金は1000万円。売上高は5000万円。従業員は5人。長崎県で創業・設立し、08年10月に株式会社ワイズプランニング(福岡市南区向野2丁目、同社長)の子会社となった。同月に本社を福岡市に移転。福岡県内では、2年前から飯塚市や中間市、岡垣町などで「エクリュ」シリーズを約40戸展開している。「エクリュ次郎丸」は、親会社のワイズプランニングと共同で建設した初の物件となる。