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日産九州工場内に新生産ライン  寿屋フロンテ    軽量新製品生産へ、特区活用


 自動車部品メーカーの寿屋フロンテ株式会社(東京都港区、土屋正彦社長)は12月1日、日産自動車九州株式会社の工場内(京都郡苅田町)に、生産ラインを新設すると発表。同日、グリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人へ指定を受けた。
 これまで九州では、豊前市に九州工場を設けていたが、新製品の開発に合わせ、新工場を建設して専用のラインを稼働する。生産するのは主力製品である自動車内の「フロアカーペット」で、強度や防音性能を維持したまま、大幅な軽量化を実現した新製品を九州から供給する。設備投資額、生産量などは未定としており、工場の竣工は来年2月の予定。特区の活用により、設備投資に関わる税額控除を受ける予定。