NEWS

  • 地域

日本M&Aアドバイザー協会に理事で参加  ビザインの早嶋、松原代表取締役ディレクター    福岡を中心に西日本地区を担当


 中小企業向けの戦略コンサルティングや、M&A仲介などを手掛ける株式会社ビザイン(福岡市西区生の松原3丁目)の早嶋聡史、松原良太両代表取締役パートナーは11月から、財団法人日本M&Aアドバイザー協会(東京都港区赤坂1丁目、清水美帆代表)の西日本地区担当としてアドバイザー育成事業などを開始する。
 同財団はM&Aアドバイザーの養成事業や認定資格の付与、また、後継者に悩む中小企業経営者へM&Aの普及が目的。早嶋、松原両氏は理事として設立に参加、同社はこれまで、店舗などの小規模事業者や中小企業など向けにM&Aの仲介事業を手掛けており、同事業の強化と普及を目指している。
 今後、税理士事務所や会計事務所、地方金融機関などを対象に、M&Aアドバイザーに必要な知識や実務ノウハウを提供する養成講座や、中小企業経営者向けに、事業承継の一環としてM&Aの活用法などセミナーを実施する。また、アドバイザーの派遣や専門家の検索エンジンなども構築し、経営者とマッチングしていく。
 松原代表取締役パートナーは「後継者に悩む中小企業では、廃業のコストが抑えられ雇用も守られるM&Aはメリットが大きい。さらに譲り受ける企業にとっては、ゼロから事業を開始するより低リスクとなる。財団の事業を通じて、正しいM&Aの活用法をアドバイスできる人材を増やしていきたい」と話している。