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日本語能力試験対策用のネット教材を開発 ショウイン 収録語彙数は2万弱
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学習用ソフトウェア開発、インターネット学習塾運営の株式会社ショウイン(福岡市博多区下川端、田中正徳社長)は、今年末をめどに日本語能力試験対策用のインターネット教材を製品化する。
日本語能力試験は1984年から国際交流基金と日本国際教育支援協会が実施する日本語の運用能力測定試験。同試験の合格対策本などを発行する日本語学校講師らと共同で、同社が得意とするインターネット学習教材を開発し新規生徒の獲得を目指す。同試験は初級レベルのN5から最上級レベルのN1まで5段階あり、日本語だけで問題構成が可能なN1レベル(収録語彙(い)数2万弱)を対象とした教材を開発する。開発した商品はモバイルコンテンツ構築、業務用システム開発の株式会社ハウインターナショナル(飯塚市幸袋、正田英樹社長)が販売。購入者は専用ホームページからIDを照合することで世界中どこでもインターネットで学習ができる。価格は年間約1万4千円で調整中。田中社長は「今後は違うレベルのネット教材の開発や、検定試験、資格試験の教材開発にも取り組んでいきたい」と話している。
同社は1980年4月設立。資本金8百万円。売上高は3千万円(3月期)。従業員は150人(在宅勤務含む)。田中社長は福岡市出身。1956年9月17日生まれの53歳。趣味は登山、尺八演奏。