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既存店好調も出店コスト計上で増収減益 明治屋食品5月期決算 今期売上高は10%増の75億円へ
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食品スーパー「明治屋ジャンボ市」を経営する株式会社明治屋食品(太宰府市都府楼南4丁目、後藤健吉社長)の07年5月期決算は、売上高が68億円で前期比1%増、経常利益は同78%減の700万円となった。
売上高は、既存店売り上げが好調に推移したため。また、今年4月28日に久留米市東合川5丁目の「久留米店」を、5億円を投資して隣接地に拡張オープンし、出店コストを計上したため経常利益は大幅減益となった。久留米店は95年に店舗面積約920平方mで出店したが、今回、敷地内のホームセンターサンコー(熊本市)が撤退したため、同店舗跡に出店、店舗面積はテナント等含め3,300平方m、直営2,150平方mに拡大した。今期は、新しい久留米店の売り上げが通年で貢献するため、売上高は前期比10%増となる75億円を見込んでいる。
同社は1946年10月創業、63年6月設立。当初は食肉専門店として福岡市内を中心に最大15店舗を展開していたが、87年からスーパーに業態変更、現在太宰府市の本社店舗と久留米店、博多諸岡店の3店舗を展開している。
後藤社長は44年12月20日生まれの62歳、新潟市出身、千葉工業大学工業化学科卒業。製薬会社勤務を経て、75年に義父が経営する明治屋食品に入社、99年から社長を務めている。