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既存店は2・7%減で19カ月連続前年割れ   6月九州内スーパー販売    消費者の節約志向が影響


 2010年6月の九州内スーパー販売額(速報値)は759億円で、前年同月から7店舗増の全店ベース(382店舗)では前年同月比1・3%減と13カ月連続で減少した。既存店ベースでも同2・7%減と19カ月連続で減少した。
 梅雨対策関連や衣類などの季節商品や主力の食料品が前年並みに推移したため、13カ月連続の前年割れの中でも前月より減少幅は3・4ポイント縮小した。商品項目別では「衣料品」が156億円で同5・1%減、「飲食料品」が384億円で前年並み、「その他」が219億円で同0・7%減となった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは、3項目とも前年を下回った。九州内スーパーは従業員数が50人以上、売場面積の50%以上でセルフサービスを採用している商店が対象。(速報値の数値は、データの追加・修正などにより異なる)