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新規駐車開発で増収増益  トラストパーク    7~9月、47カ所増の435場


 駐車場経営のトラストパーク株式会社(福岡市博多区住吉4丁目、渡邉靖司社長)の10年6月期第一四半期(09年7~9月)連結決算は、売上高が11億9562万円で前年同期比11・2%増、経常利益が1596万円で同約2・3倍の増収増益となった。
 ガソリン価格高騰による駐車場稼働減がやや持ち直し、収益拡大のため営業力の強化と新規駐車場開発を推進したことが増収増益につながった。駐車場数は前年同期比47カ所増の435カ所、車室数は同1106室増の1万9201車室となった。事業別では駐車場事業が新規駐車場開発や既存駐車場の収益力向上、不採算駐車場からの撤退を推進したことで、売上高11億7357万円の同9・8%増、営業利益は5710万円の同4・2倍の大幅増となった。CG制作事業ではメーンクライアントからの受注確保と新規顧客開拓により売上高987万円の同72・9%増、営業利益43万円となった(前年同期は営業損失262万円)。不動産等事業では駐車場を中心とした不動産売買仲介や、10年7月に竣工する鹿児島県のマンション開発によって売上高75万円の同42・2%増、営業損失1614万円(前年同期は営業損失218万円)。新規事業の飲食事業は売上高1142万円、営業損失1815万円となった。10年6月期は、サービスの質の向上や営業力強化に引き続き取り組み、駐車場会員カードの拡大を図ることで、売上高53億6000万円で同20・0%増、経常利益1億6000万円で同3・5倍の増収増益を見込んでいる。