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新規事業創出へ、社内外からアイデア公募 ヌーラボ
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週刊経済2025年2月5日発行号
2030年までに3事業立ち上げへ
ビジネスツールを開発・販売する㈱ヌーラボ(福岡市中央区大名、橋本正徳社長)は2月10日から、新規事業創出を図る公募型の新プログラム「NuSource(ヌーソース)」をスタートする。
モノづくりに情熱のあるディベロッパーたちによる新規事業創出を図るのが狙いで、2030年までに新たに3事業の立ち上げを目指す。プログラムの流れは、エントリー後、書類審査と審査員審査を通過したプログラムは、PoC(実現可能性の検証)実行を経て、最大6カ月間の開発期間と同社のリソースを提供。ここでまずプロトタイプを開発し、最終的に事業化できるかどうか、出資の判断を行う。2月から複数回に分けてプログラムの説明会をスタートし、まずは社内からの公募を実施。その後、今春をめどに社外からの公募もスタートする予定。
同社広報は「成果ありきのマーケットインではなく、アイデア先行の『プロダクトアウト』で進めていきたいと考えている。学生なども含め、眠ったままのアイデアを具体化するチャンスとして活用してほしい」と呼びかけている。