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新社長に谷内進取締役 アイフリークHD 永田会長兼社長は退任
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モバイルコンテンツ・モバイルマーケティング事業の株式会社アイフリークホールディングス(福岡市中央区博多駅前3丁目)の新社長に、11月7日付で谷内進取締役が就任した。創業者の永田万里子会長兼社長は退任した。
業績状況と今後の経営環境などを勘案し、経営改革と新体制移行の目途がついたため。子会社でコンテンツ配信事業の株式会社アイフリークモバイルの社長も兼任する。谷内社長は1964年3月8日生まれの50歳。大阪大学工学部応用物理学科卒。87年4月住友生命保険相互会社入社、株式会社三和総合研究所、株式会社ツタヤオンライン(現カルチュア・コンビニエンスクラブ株式会社)などを経て、2011年6月から同社取締役を務めていた。
同社では「新経営体制のもと、今期の営業黒字化を確実なものとするために、事業展開のスピードを加速させ、成長戦略実現に向けたグループ経営体制の強化を図っていく」と話している。同社は株式会社アイフリークとして2000年6月に設立。資本金6億315万円。従業員22人。
中間期は減収黒字転換
また同社の14年9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比21・2%減の6億2000万円で減収、経常利益が200万円(前年同期は経常損失2億1300万円)で黒字転換した。
モバイルコンテンツ事業では、スマートフォン向けのサービスを強化し、Eコマース事業では事業黒字化を最優先事項に今後の事業展開に向けた検討を進めた。営業利益は100万円(前年同期は営業損失2億1600万円)。一方で連結子会社において、販売先との取引中止に起因する関連事業の停止や、事業の一部譲渡による売上高の減少などが発生し特別損失5900万円を計上したことから、純損失5800万円(前年同期は純損失4億500万円)となった。通期では売上高が前期比26・4%減の10億3700万円、営業利益が300万円、経常利益が100万円、当期純利益が100万円の減収黒字転換を見込んでいる。