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新社長に後藤信志取締役 　日本タングステン　　　 馬場社長は取締役相談役に

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　タングステン、モリブデン製造販売の日本タングステン株式会社（福岡市博多区美野島１丁目）の新社長に６月２９日付で後藤信志（ごとう・しんじ）取締役が就任した。馬場信哉社長は代表権のない取締役相談役に退いた。
　業績が安定してきたことから次の成長戦略を見据えての交代。後藤新社長は大分県出身、１９５９年３月１９日生まれの５７歳、熊本大学工学部卒、２００６年６月金材部品部長兼飯塚工場長、０９年営業部営業推進室長、１０年４月営業部長、６月取締役営業部長、１２月取締役四平恩悌タングステン高新技術材料有限公司総経理、１４年４月取締役ものづくり推進担当、６月取締役ものづくり推進担当兼基山工場長、１６年４月取締役開発技術センター担当を務めていた。後藤社長は「非常に不透明な時代だが、ここで成長戦略にシフトしていかなければ混迷は深まるばかり。まずはＮＴダイカッター、抵抗溶接用電極など当社の強みとする製品を伸ばしていき、また、今年４月創立８５周年を迎え、今後は１００周年を見据えた中期計画をゼロから策定していく」と抱負を語った。
　新体制は次の通り。
　▼代表取締役会長　坂口盛一▼代表取締役社長　後藤信志▼常務取締役　坂口茂也、徳本啓▼取締役執行役員　大島正信▼取締役相談役　馬場信哉　▼社外取締役　伊崎数博▼取締役監査等委員　田中和昭、（社外取締役）小島庸匡、斉藤芳朗　▼執行役員　毛利茂樹、山崎洋