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新社長に久光製薬出身の椛島専務が昇格 丸東産業 末安社長は代取会長へ
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食品包装、フィルム製造の丸東産業株式会社(小郡市干潟、末安健作社長)の代表取締役社長に5月24日付で、椛島光政専務(久光製薬株式会社取締役)が昇格する。末安社長は代表取締役会長に就任する。
創業70周年を機に若返りを図るため。椛島専務は佐賀県出身、1950年5月18日生まれ59歳。神奈川大学工学部卒。74年4月久光製薬株式会社入社、93年2月医薬企画部長、07年取締役を経て、08年3月に丸東産業顧問に就任。同5月取締役上席常務経営担当、09年5月から取締役専務経営担当。
同社は大幅な赤字を計上した03年以降、久光製薬の支援を受けて収益改善に取り組んだ結果、10年2月期の決算で黒字回復を達成。椛島専務は経営担当として改革に尽力した。また、06年10月の第三者割当増資で久光製薬の子会社となっている。