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新局長に下野第六管区海上保安本部長 九州運輸局


次長に吉元総合政策局技術政策課長

九州運輸局の新局長に7月31日付で、海上保安庁の下野元也(しもの・もとや)第六管区海上保安本部長、新次長には国交省総合政策局の吉元博文(よしもと・ひろふみ)技術政策課長がそれぞれ就任した。加賀至局長は気象庁次長、髙杉典弘次長は海上保安庁総務部政務課長に就いた。
下野氏は1964(昭和39)年2月生まれの54歳。福岡県出身。東京大学法学部卒。88年4月運輸省(当時)入省、運輸局政策局観光部企画補佐官、関西国際空港企画課長、航空局監理部総務課危機管理室長、海上保安庁総務部政務課企画官などを経て、2014年9月JR九州総合企画本部経営企画部担当部長、06年7月航空局技術部運航課航空安全推進室長、08年7月鉄道運輸機構施設管理部長、10年8月内閣府官房内閣参事官(安全保障・危機管理担当)、12年8月自動車局安全政策課長、14年4月運輸安全委員会事務局総務課長、15年7月鉄道局総務課長、16年6月から海上保安庁第六管区海上保安本部長。
吉元氏は1962年(昭和37年)3月生まれの56歳。鹿児島県出身。九州大学大学院工学研究科造船学専攻修士課程修了。88年4月運輸省(当時)入省、海事局造船課国際業務室課長補佐、同総務課技術企画官などを経て、2012年4月東北運輸局交通環境部長、13年4月海事局総務課技術企画室長、同7月同海洋・環境政策課技術企画室長、14年10月日本財団海洋開発人材育成推進室長、16年4月から総合政策局技術政策課長。

管内ボートレースの総売上額は7年連続で増加

また、同局が7月31日付で発表した管内6つのモーターボート競争の総売上額は、前年比39・4%増の3577億円で7年連続の増加、利用者数は同30・1%増の7925万人と16年連続で増加した。
昨年4月に下関競艇場(山口県下関市)でナイターレースが開催されたことや、電話投票の充実、旅行者や関係団体などによるPR効果、施設のリニューアル効果が総売上高、利用者数ともに前年を上回る要因になったとされている。また、利用者一人あたりの購入金額は前年比3・5%増の4514円だった。競艇場ごとの総売上額は下関が675億円、若松が843億円、芦屋が543億円、福岡が461億円、唐津が477億円、大村が576億円。05年以降、ナイターレースを実施している若松は管内で最多の総売上額を維持、昨年からナイターレースを実施した下関は、電話投票などの増加もあり、総売上額は前年比29・1%増となった。

2018年8月7日発行