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新宮町美咲3丁目にサテライトオフィス カムラック
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週刊経済2025年5月7・14日発行号
障がい者の施設外就労の拠点に
障がい者就労支援などを手掛ける㈱カムラック(福岡市博多区千代4丁目、賀村研社長)は4月1日、粕屋郡新宮町美咲3丁目にサテライトオフィスを開設した。
賀村社長が理事を務める(一社)中小企業事業推進機構(福岡市中央区舞鶴1丁目、島田晃徳、平井良明両代表理事)が運営する多機能型コワーキング施設「新宮CoCoスクエア」内に開設。カムラックが運営する就労継続支援B型事業所(福岡市博多区)の利用者が施設外就労として同施設に関連する付帯業務やIT業務などに携わることで就労訓練の機会を増やす狙い。
事務所面積は約60㎡。同施設では棚型のレンタルボックスを設置し、さまざまな事業者がハンドメイドや食品などを手軽な価格で展示・出店できるしくみがあり、今後カムラックでは梱包、発送作業などを中心に請け負っていく。現在は3人の利用者が同オフィスに通っており、今後10人まで増員する計画。スタッフは3人が常駐している。
同社は2013年10月設立。資本金は700万円。従業員数は15人。就労継続支援A・B型事業所、就労移行支援事業所、放課後等デイサービスなどを展開している。