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新商品好調、新規出店で増収増益  きょくとう    第3四半期、通期経常17・1%増見込む


 ホームクリーニング業・株式会社きょくとう(福岡市博多区金の隈1丁目、牧平年廣社長)の09年2月期第3・四半期決算は、売上高が61億300万円で前年同期比7・4%増、経常利益が4億7400万円で同7・5%増の増収増益だった。
 9月20日、新商品として取扱いを開始した「デリケートコース(衣類などの素材や特徴、状態に合わせて、洗浄方法、乾燥方法を判断する)」の販売が好調に推移したことに加え、昨年5月に春日市の「有限会社クイックのだや」の工場および8店舗の事業を譲り受けたことや、新規出店が大きく寄与した。また、重油を使うアイロン用のボイラーの効率化や、燃料節約など工場運営見直しで、売上原価率が前年同期比1・6%減少したことで増益となった。クリーニング業界は、春や冬の衣更えの時期に重衣料が洗濯物として集中するため、通期は74億5000万円で前期比5・1%増、経常利益は4億2500万円で同17・1%増の増収増益となった。