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新卒客室乗務員を正社員採用へ  スターフライヤー    在籍契約社員99人も対象


 株式会社スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、松石禎己社長)は、2015年度入社の客室乗務員(CA)を正社員として採用。現在在籍する契約社員も、同日付で正社員雇用に切り替える。
 従来のCA職は入社3年目までを契約社員とし、評価に応じて4年目以降に正社員に引き上げていた。航空業界では同業他社への転職が流動的で、格安航空会社(LCC)などとの競争が激化する中、同社では優秀な人材を確保する。長期的に働ける環境を整えることで、人材教育コストを削減する狙いもある。対象となるのは、現在募集している8月1日入社予定のCA職で、在籍する142人のCAのうち、99人も正社員雇用に切り替える。同社では「正社員化への転換で、採用競争率を上げ、接客部門の優秀な人材を獲得していきたい」と話している。