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新こども病院建設進ちょく率は約3分の1  福岡市立病院機構    来年11月開院予定


 地方独立行政法人福岡市立病院機構(福岡市博多区店屋町、福重淳一郎理事長)がアイランドシティ内、同市東区香椎照葉5丁目に建設中の新こども病院は現在、工事の進ちょく率が事業費ベースで約3分の1に達していることが分かった。
 新病院は、日本管財を代表企業とする株式会社FCHパートナーズ(福岡市中央区天神1丁目)によるPFI事業で設計、建設、建物の維持管理を行う。敷地面積は3万5000平方mで、建築面積は約8700平方m。建物は病院棟が6階建て、附属棟が平屋建てで、延床面積は約2万8440平方m。病床数は現在よりも23床多い233床に増床するが、今後、感染症病床の承認を得て260床まで増床する計画もある。延床面積も現病院の約1万6500平方mから拡大する。
 医療機能は小児医療(地域・高度)、小児緊急医療、周産期医療。フロア構成は1階が外来・診療フロア、2階が管理・供給フロア、3階が手術や集中治療、周産期医療部門の高度医療フロア、4階、5階が病棟、6階が機械室、屋上にはヘリポートを設置する。駐車場は現在の105台(最大168台)から、450台(患者用300台)に拡大する。1階床下に免震層を設けた基礎免震構造で、地震時にも医療行為の継続が可能としている。敷地内には入院児家族の滞在施設「ふくおかハウス」を建設する。同施設は来年1月着工予定。
 昨年12月の着工後、杭工事と掘削工事、基礎工事、免震装置工事を終えた。現在段階的に躯体工事を進め、建屋の一部では3階部分の床工事に入っており、1階部分の内装に着手する。同法人では「セキュリティ面にも配慮した設計。全国でも有数の小児の高度専門医療機関として、さらなる高度化が予想される医療を十分に提供していけるよう、設備と療養環境を整えていく」と話している。