NEWS

  • 地域

敷地東側に6階建て新病院が開院  済生会福岡第二病院    名称は済生会飯塚嘉穂病院に


 済生会福岡第二病院(飯塚市太郎丸、西村純二院長)が敷地内東側に建設していた新病院が6月1日、済生会飯塚嘉穂病院に名称変更し開院した。
 全体の敷地面積は6万4583平方m、延べ床面積9049平方m、建築面積は約1万5千平方m、鉄骨造り6階建て。1階に外来診療棟、緩和ケア病棟、2階に手術室、リハビリ室、人間ドック、会議室、3階から6階に病室を配置した。病床数は199床。緩和ケア病床を20床新設したほか、これまで4室だった個室を58室に増やした。また、これまで同病院になかったMRI(磁気共鳴画像装置)やマンモグラフィーなどの医療機器を導入、機能強化を図った。駐車場の収容台数は150台。診療科目は呼吸器科や内科など現行の9科目を維持する。
 同病院は旧県立嘉穂病院。07年4月の県立病院民営化で経営を引き継いだ済生会が済生会福岡第二病院として運営していたが、施設の老朽化が進んでいたことから、昨年2月に総事業費40億円をかけ着工していた。現在の病院棟の跡地利用は未定。