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改装費用、人件費の負担増で赤字拡大 スーパー大栄 売上高は3・1%減
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スーパーマーケット経営の株式会社スーパー大栄(北九州市八幡西区中須1丁目、中山勝彦社長)の14年9月中間期単体決算は、売上高が前年同期比3・1%減の111億2300万円、経常損失が3億2600万円(前年同期は経常損失6200万円)で赤字幅が拡大した。
消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動減や夏場の天候不順が影響し減収。株式会社イズミとの資本業務提携後、9店舖をリニューアルオープンしたほか、8月に株式会社マツモトキヨシとFC契約を締結し、ドラッグストア業態に参入するなど活性化を図ったが、改装費用や人件費などの負担が大きく響き、赤字幅の拡大につながった。営業損失は3億1300万円(前年同期は営業損失4800万円)、純損失は3億9800万円(同純損失1億700万円)。商品別の売上高は、生鮮食品が65億7400万円(2・1%増)、一般食品が35億1400万円(8・8%減)、日用雑貨が3億600万円(18・0%減)、その他が6億4300万円(8・6%減)だった。
今期は売上高が前期比5・0%増の241億5300万円、営業損失が500万円(前期は営業利益900万円)、経常損失が3100万円(前期は経常損失1900万円)、当期純損失が1億1200万円(前期は1億1800万円)を見込んでいる。
同社は1962年創業、71年2月設立。資本金16億6710万円。従業員911人(パート・アルバイト含む)。