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携帯電話や手のひらで認証するシステム開発 システムクリエイト 4月までに商品化へ
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システム開発の合同会社システムクリエイト(福岡市博多区博多駅南1丁目、近藤達也社長)は1月、証明カードの代わりとして携帯電話や手のひらで認証するシステム「BIOS(ビオス)」を開発した。
これはパチンコ業者からの要望で昨年7月から開発を始めていたもの。パチンコ客のポイントカード枚数増加によるサイフのかさばりを解消し、携帯率を向上させる狙い。昨年7月から開発を始めていたもの。同システムは、おサイフ携帯「Felica(フェリカ)」の認証機能を活用した携帯認証型、ドアの入室管理などで使われる手のひら静脈認証型を選択できるのが特徴。まずは福岡県内を中心としたパチンコ店や、プライバシーを重視するクリニックなどの業種に導入を進める。サーバーなどハード機器含め初期導入費用は80万円~200万円で、保守、管理などのメンテナンス料は月額1万2000円を想定。4月までに商品化を目指す。既に県内の企業1社と販売代理店契約を結んでおり、今後も理店契約を進めていく。初年度売上目標は1200万円。開発担当の筋田卓馬副社長は「今後は今年8月までにASPサービスを月額3万円以内で開始する予定」と話している。