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携帯向け情報配信のサイバードと経営統合 　 ＪＩＭＯＳとサイバード　　　10月に持株会社を設立

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　通信販売の株式会社ＪＩＭＯＳ（福岡市中央区天神1丁目、小村富士夫社長）と携帯電話向け情報配信サービスを展開する株式会社サイバード（東京都港区六本木6丁目、堀主知ロバート会長）は3月14日、10月1日付で持株会社を設立し、経営統合することを発表した。
　さらなる事業拡大と多角化、収益力向上を目指して、両社対等の精神に基づいて経営を統合し、売上高1,000億円企業の早期実現を目指すもの。すでに両社は05年3月に包括的な業務・資本提携を実施しており、さらに互いの特性や競争力、経営資源をするために統合スキームの方法を模索してきた。
　経営統合に際しては、10月1日付でサイバードがＪＩＭＯＳを株式交換によって子会社化。サーバード株1に対しＪＩＭＯＳ株1.17を割り当てる。また、同日付でサイバードは持株会社（仮称・サイバードホールディングス）と新会社（仮称・株式会社サイバード）に会社を分割。持株会社の下に旧サイバードの事業を継承する新会社と株式会社ＪＩＭＯＳが連なる形となる。なお、持株会社の大株主および資本比率は、小村富士夫11.20％、堀主知ロバート9.50％、株式会社リクルート8.79％となり、代表取締役に小村富士夫株式会社ＪＩＭＯＳ社長、取締役兼代表執行役員に堀主知ロバート株式会社サイバード社長が就任する見込み。なお、
　株式会社ＪＩＭＯＳは1998年9月設立、資本金は11億7,600万円、売上高は142億円（06年6月期連結見込み）、従業員数は185人。事業内容は、通信販売、卸売、通販支援ほか。04年3月にジャスダック市場に上場。
　株式会社サイバードは1998年9月設立、資本金は54億3,300万円、売上高は148億円（06年3月期連結見込み）、従業員数は622人。事業内容は国内外におけるインターネット対応携帯電話向けコンテンツサービス、モバイルマーケティング、ｅコマース事業ほか。2000年12月にジャスダック上場。