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挽回生産反動で売上高14・7%減の6531億円 トヨタ自動車九州中間決算


週刊経済2024年11月27日発行号

車両生産台数も14・8%減

 車体メーカーのトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の中間期決算は、売上高が前年同期比14・7%減の6531億円だった。利益指標は未公表。

 前期はコロナ禍の影響から脱却し、挽回生産を進めて業績が大きく伸びた経緯があり、今期は例年並みの生産水準に落ち着いた反動で2けた減収となった。車両の生産台数は14・8%減の18万2457台。苅田工場で生産しているエンジンも14・0%減の20万4023基と大幅に減少した。一方、小倉工場で生産しているハイブリッド部品は5・4%減の31万9758基で比較的減少幅が小さかった。通期においても、車両、エンジン、ハイブリッド部品ともに前年実績を下回る見通しを立てている。