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指で操作できる電子看板を発売  グローバルゲイツ    初年度百台の販売を目指す


 韓国製のLED照明の輸入販売などを手掛ける株式会社グローバルゲイツ(福岡市中央区赤坂1丁目、梅村知実社長)は6月1日、指で操作できる電子看板「i-Japan」を発売した。
 同商品は高さ約2メートル、横幅70センチ、重さ約80キロ。46インチの縦型液晶パネルで、上部に小型カメラを内蔵する。利用者は指で次の画面ページをめくることができ、画像の大小が調整できるなど、「iPad」などタブレット型端末のように操作ができるのが特徴。また一般的な電子看板と異なり、内蔵する小型カメラで写真を撮影し、指で画面に文字を書き入れ、そのままメールを無料で送信できる機能や、動画を撮影しメールで無料送信できる機能なども付けている。
 料金はリース料とサーバー管理料で月6万5千円。ターゲットは店舗や百貨店など幅広く設定し、施設の案内や駅の観光紹介、広告媒体として需要開拓を目指す。初年度販売目標は百台。同社では「自前で液晶パネルを調達し韓国の工場に製造委託することで150万円以下に抑えられた。料金も低価格なので、個人事業の店舗などでも導入しやすい。また、写真や動画、メール機能などを多くのお客さまに利用してもらうことで、掲載広告の費用対効果も上げられる。今後は通信販売会社とコラボし、同商品を利用した商品の販売なども計画していきたい」と話している。
 同社は2007年5月設立。資本金1千万円。従業員数10人。