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折尾駅の駅舎移転工事がスタート  北九州市   16年度新駅舎完成予定


 北九州市が進める「折尾地区総合整備事業」が本格化するのに伴い、JR折尾駅駅舎の移転、建て替えを実施する。新駅舎は16年度完成の予定。
 JR鹿児島本線と筑豊本線が乗り入れ、乗り場の複雑さなどが指摘されていた現駅舎は、昨年11月から取り壊し作業が行われている。現在は、現駅舎から線路を隔てて北側に仮駅舎が設置され、北口改札機能やみどりの窓口、駅事務室などを移転している。東口改札を既存位置より約20メートル南側に仮設し西口改札と鷹見口改札は通常通りの供用。16年度完成の新駅舎は、現在の駅舎が誕生した大正5年当時の外観を再現するデザインとなる予定。
 「折尾地区総合整備事業」は北九州市が進める再開発計画で、駅舎建て替えのほか、幹線道路の拡幅や区画整理なども含まれる。総事業費は約830億円で、2022年度の事業完成を目指す。