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折尾支店を初の「エコ店舗」に建て替えオープン  西日本シティ銀行    10月には新宮支店も


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)は7月21日、折尾支店(北九州市八幡西区折尾1丁目)を初の本格的な環境配慮型機能を有する「エコ店舗」として建て替えオープンした。10月5日には新宮支店(福岡市東区和白丘1丁目)を同2号店として建て替え新築オープンする。
 同行エコ店舗では、太陽光発電システムを導入し店舗で使用する電力のほどんとを賄い、雨水を再利用する。また、エコガラス(Low‐E)やLED照明のほか、インバータ制御などの空調設備を採用。CO2削減効果は折尾支店が年間17トン、新宮支店が同18トンにのぼり、この量は杉の木が1年間に吸収するCO2に換算すると、それぞれ1200本、1300本に相当するという。また、低燃費・低排出ガスを実現したハイブリット車を銀行車両に導入する。折尾支店は05年12月に折尾中央支店を統合。今年1月から建て替えに着手していたもので、投資額は4億2000万円。鉄骨造2階建てで、駐車場台数は33台。全自動貸金庫(230マス)を設置。新宮支店は今年3月に建て替えに着手、予定投資額は4億7700万円。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建てで、駐車場台数は36台。全自動貸金庫(300マス)を設置。両店舗ともに専門の資産運用アドバイザーが相談を受けるマネーライフデスク(相談ブース)を設置。自動ドアや点字ブロック、段差のない出入口などユニバーサルデザインを採用している。折尾支店2階には相生支店内にあったローン北九州西営業室を移転し、住宅ローンをはじめ、さまざまなローンの相談を受ける。また新宮支店には10月9日の営業をもって廃止する新宮中央支店(糟屋郡新宮町美咲2丁目)を統合する。同行では、「10月に合併5周年を迎えるのにあたり、各ステークホルダーのご支援に感謝するとともに、さらなる地域との共栄を目指すこととした。環境問題についても、環境関連金融サービスの提供に加え、自らも環境に配慮した取り組みの一環として、今後の新店舗建設については環境配慮型機能店舗とすることにした」と話している。