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折り込み広告落ち込み2期ぶりの減収減益 毎日メディアサービス 競争激化で単価も下落
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新聞折り込み業の株式会社毎日メディアサービス(北九州市小倉北区紺屋町、渕上忠之社長)の10年3月期決算は、売上高が前期比1・6%減の167億51百万円、経常利益が同32%減の77百万円で2期ぶりの減収減益だった。
主力の新聞折り込み広告事業では、パチンコ、通販事業などからの出稿が堅調に推移したものの、不動産や求人広告などの出稿減に加え、競争激化に伴う販売単価の下落で3期連続の減収。利益面では、人件費や賞与、配送コストはじめ販管費を1億7千万円カットするなど大幅な経費削減に努めたが、粗利減少が大きく響き、減収分をカバーできず2期ぶりの減益となった。
今期は、売上高が前期比3・5%減の161億円、経常利益は今期並みを見込んでいる。