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技術センタースタッフを倍増の22人体制に  デンソーテクノ    新卒など11人を採用


 デンソー系部品設計子会社のデンソーテクノ株式会社(愛知県刈谷市、大田信義社長)は、08年7月から、福岡技術センター(福岡市博多区店屋町、八木正己所長)の人員を倍増し、22人体制とする。
 昨年4月に開設した同センターの段階的な増強計画に沿ったもので、地場出身者を対象に、新卒を中心とした11人を採用した。4月から本社で研修を始める。これにより、これまでのソフトウェア開発が中心の業務から、より高度なエンジン電装部品の設計が主体となる。次年度からも同程度の人員を採用する見込みで、2010年までに50人体制を目指す。
 同センター開設時に設定した人員計画を達成した形となった。八木所長は「東海地区では採用が非常に難しい組み込み技術者を、大量に採用できた意義は大きい。だが、今後は進出企業の増加に伴い採用競争は激化すると思う」と話している。同社は84年4月設立。資本金1億8000万円。従業員数は1854人。トヨタ系サプライヤー・デンソーの完全子会社。