NEWS

  • 地域

手織り袋帯が県伝統的工芸品会長賞に  はかた匠工芸    初出品で


 東証・東京プロマーケットに上場し、博多帯製造販売の株式会社はかた匠工芸(大野城市仲畑2丁目、岡井弘志社長)は9月14日から5日間開催された「第40回福岡県伝統的工芸品展」に博多織の手織り袋帯を出品し、「福岡県伝統的工芸品振興協議会長賞」を受賞した。同展示会に出品したのは初めて。
 作品は手織り袋帯の博多織「ペイズリー間道(かんどう)」で、細かい柄のデザインが特徴。受賞したのはワインレッドの帯で、販売は白、黒の3色展開。今後は展示販売会の受注に対応していくという。価格は69万円(税抜)。同社では「今後も積極的に作品を出品していきたい」と話している。
 同社は2007年3月設立。資本金1億885万円で、親会社の日本和装ホールディングスが77・2%出資している。14年7月に東証・東京プロマーケットに上場。15年12月期の売上高は7億9000万円。