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愛犬と出社できるオフィスが完成 オモヤ
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週刊経済2024年12月11日発行号
12月2日から運用開始
EC事業を手掛ける㈱オモヤ(福岡市中央区高砂2丁目、山本主税社長)は12月2日から、愛犬とともに出社できる「わんちゃん同伴オフィス」の運用を開始した。
同社は、ドッグフードなどを販売するECブランド「コノコトトモニ」を運営。同事業部の26人のうち、犬を飼っている社員が約4割を占めることや、アイデア創出、広報強化などの目的で新たなオフィスの準備を進めてきた。場所は本社が入る「オーキッドプレイス天神南」ビルの7階で、床面積は約580㎡。犬を連れて働ける執務室のほか、ミーティングスペース、人工芝を敷いたドッグランスペース、会報誌などの撮影スタジオ、カフェスペースなどを設けた。開所に伴って、社員6人の愛犬が「広報犬」に就任。今後、会報やSNS、新商品の試食会などに登場する。また、ユーザーとの交流の場としても活用し、座談会やイベントなども開催する。
入社式で、山本社長は「ブランドを立ち上げた時からのスタッフの念願だった『わんちゃん同伴オフィス』が実現して嬉しく思う。事業を通じて笑顔を広げていくために、楽しんで仕事をしていこう」と呼びかけた。コノコトトモニ事業部ブランディング統括の中島由華さんは、広報犬「ゆず」とともに出席。「この先愛犬がシニアになり、介護が必要になった時にも、仕事との両立ができればという思いから発案した」と説明し「広報犬たちに試してもらいながら滑りにくい床材を採用するなど、愛犬に優しいオフィスづくりに取り組んだ。社員にも愛犬家が多いので、留守中の不安を解消し、安心して働いてもらえたら」と話した。